お酒のコラム
簡単に作れるものから本格派まで!バーボンを使ったカクテル
アメリカンウイスキーとして有名なバーボンですが、その楽しみ方はストレートやロックだけでなくカクテルにしても美味しいということを知っていますか?
バニラのような甘い香りと濃厚な味わいがバーボンの特徴ですが、カクテルにすることでさらに幅が広がります。
「カクテルを自宅で作るのは難しそう」「カクテルの種類が多すぎてどれがいいのか分からない」という方に向けて、今回はバーボンを使った自宅で簡単に作れるカクテルから、お店で頼みたくなる本格的なバーボンカクテルなどを厳選しご紹介いたします。
自宅で簡単に作れるバーボンカクテル

ここでは、シェーカーを使わず簡単に作れるバーボンカクテルを紹介します。
バーボンバック
バーボンバックは、爽やかですっきりとした定番カクテル。
バーボン45mlに対しレモンジュースを15〜20ml程度注ぎ、最後にジンジャエールを適量注ぎ、軽く混ぜたら完成です。バーボンバックを作る際は、円柱型で細めのコリンズグラスを使用すると本格的に!
レモンジュースを生レモンに変えたり、ジンジャエールの種類を変えてみたりなど、なにを使うのかによっても味わいが変わってくるので、材料にこだわるのも良いですね。
カウボーイ
バーボンカクテルの中でも聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
カウボーイは、名前からも連想しやすい牛乳を使ったカクテルです。ほどよい甘さで飲みやすく、口当たりが滑らかという特徴があります。
バーボン45mlに対し、牛乳を105ml注ぎ、お好みで砂糖を入れれば完成です。グラスは、通常のタンブラーグラスがおすすめです。
食後のデザート代わりとしても楽しめますし、冬場はホットにして楽しむのもおすすめですよ。
オールド・ファッションド
古典的なスタイルですが、現在でも人気の高いカクテルです。
バーボン45mlに対しアロマティックビターズを数滴垂らし、各砂糖とスライスフルーツを加え完成です。スライスフルーツはオレンジやレモン、レッドチェリーも入れると良いでしょう。オールド・ファッションドは、おしゃれにロックグラスを使用します。
甘味と苦味のバランスがよく、それぞれのフルーツなどの甘みもあってまろやかな味わいです。しっかりと混ぜたり、好みのフルーツを潰すことで風味の変化を楽しめます。
ボイラーメーカー
ボイラーメーカーは、バーボンとビールだけを使ったパンチのあるアメリカ生まれのカクテル。
その作り方は2通りありますが、ビールを注いだジョッキの中にバーボンの入ったショットグラスをそのまま沈めるというワイルドな作り方が有名です。この時、ビールは6割程度注いだ状態が好ましいです。
ビールやバーボンの種類を変えることで、辛口になったり甘口になったりと味わいの変化を楽しむことができるでしょう。ですが、アルコール度数の高いカクテルですので飲みすぎには注意してくださいね。
オールドパル
オールドパルは、歴史が古くちょっぴり大人な一杯。
バーボン、ドライベルモット、カンパリを1:1:1になるように注ぎ、混ぜ合わせることで完成です。作り方は、とても簡単ですが、バーボンの香りとカンパリのほろ苦さで奥深い味わいになっています。
本格的なバーボンカクテル

ここからは、シェーカーなどの道具を使う本格的なバーボンカクテルをご紹介!お店で頼む時などの参考にしてくださいね。
夏に飲みたい!オレンジジュースやレモンを使ったさっぱり系
バーボンは、柑橘系であるオレンジジュースやレモンとの相性が良いのです。さらっと飲みやすいものから、柑橘系の酸味や苦みを味わうことのできる爽やかなカクテルを4つ見ていきましょう。
ワードエイト
ボストン市の区政開始記念に作られた歴史のあるカクテル。
バーボン、オレンジジュース、レモンジュースを、2:1:1の割合で入れ、グレナデンシロップを加えシェイクしたものです。柑橘系のフルーティーな香りとさっぱりとした味わいでバーボンが飲み慣れていない方も楽しめます。
カリフォルニア・レモネード
バーボン、レモンジュース、ライムジュースにグレナデンシロップや砂糖、炭酸水を加えたもので、酸味を強く感じながらすっきり爽快な味わいを感じられます。
お好みでスライスレモンをのせることで、暑い夏にもぴったりな爽快カクテルに。
コモドール
バーボンとレモンジュースを2:1の割合で入れ、ガムシロップとアンゴスチュラビターズを加えシェイクしたものです。酸味と苦みの中にほんのりとした甘みがあり、ちょっぴり大人な味わいです。
苦みが苦手な方は、ガムシロップを多めに入れることで甘みを強く感じることができます。
クロンダイク・クーラー
らせん状に皮を剥いたオレンジをグラスに入れ、バーボンとオレンジジュースを3:1の割合で注ぎ、シュガーシロップとジンジャエールを加え完成です。
オレンジの皮を飾るのが特徴で、爽やかな風味を感じながら視覚でも楽しむことができます。
まるで映画の中ちょっぴり大人なキリっと系
バーボンというと映画などでダンディな俳優が、かっこよくグラスを片手にお酒を飲むシーンを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、まるで映画のようなかっこよく飲めるちょっぴり大人なカクテルを紹介します。
マンハッタン
マリリンモンロー主演の映画で登場し一躍有名になり、カクテルの女王と呼ばれています。
バーボンとスイートベルモットを3:1の割合で入れ、アンゴスチュラビターズを数滴垂らし、最後にレッドチェリーを添えたら完成です。
甘さの中にほろ苦さもあり上品な味わいで飲みやすいですが、アルコール度数が強いカクテルなので飲みすぎには注意してくださいね。
ゴットファーザー
マフィア映画として人気を博したゴッドファーザーの公開を記念して出来たと言われているカクテル。
バーボンとアマレットを3:1の割合で混ぜ合わせたもので、アマレットのアーモンド香と甘さが特徴的です。他には、スコッチウイスキーを指定しているレシピもあります。
ミントジュレップ
2013年公開の華麗なるギャツビーで主人公達が、昼下がりに飲んでいたあのカクテル。
ほんのりとした甘さを感じつつ、爽やかなミントの香りで飲みやすい、夏に飲みたくなるような一杯です。
バーボン45〜60ml程度に炭酸水と砂糖、ミントを加えればミントジュレップの完成。
氷は、砕いたクラッシュドアイスを使用しましょう。炭酸が苦手という方は、炭酸水をミネラルウォーターに置き換えて作るのも良いですね。
バーボンカクテルをより楽しむためには

バーボンを使ったカクテルを知ることでバーボンの幅を広げることができます。では、よりバーボンカクテルを楽しむためにはどうすればよいのでしょうか。
ここからは、バーボンカクテルをより楽しむためのスパイスを3つ紹介します。
カクテルを作るための道具を揃えよう
本格的なカクテルも自宅で作れたら日々のバーボンライフがより楽しいものになりますよね。
本格的なカクテルを作るには道具を揃える必要があります。揃えておきたい道具は5つです。
- メジャーカップ
- バースプーンまたはマドラー
- スクイーザー
- アイストング
- シェーカー
道具セットになっているスターターセットなども販売していますが、まずはよく使いそうなものから購入し一つずつ揃えていくのも良いでしょう。
カクテルに合うバーボンを選ぼう
どんなバーボンを選ぶかによって、カクテルの味わいが大きく変わります。
例えば世界的に人気のあるフォアローゼズのスタンダートタイプであれば、クセがなく華やかな味わいを楽しめるでしょう。
I.W.ハーパーは、バーボンに慣れていない方にもおすすめのバーボンなのでカクテルにもおすすめです。トウモロコシを86%も使用しているので甘みが強いカクテルが出来ます。
カクテルに使う他の材料との組み合わせを見ながら、使用するバーボンを変えることで何通りも楽しむことができるのです。
カクテルと一緒におつまみを用意しよう
もちろんバーボンカクテルだけでも良いですが、お供におつまみを用意すると少しリッチな時間を過ごすことができます。
食後であれば、軽めのおつまみとしてミックスナッツやチョコレートがおすすめです。
好みのバーボンでカクテルを飲んでバーボンの幅を広げてみよう

バーボンの幅を広げたくなった時は、シェイカーがなくても簡単に作れるバーボンバックやオールドパルなどを作ってバーボンライフを楽しみましょう。
バーなどで飲む機会があれば、映画の主人公のようにおしゃれなバーボンカクテルを飲むのもおすすめです。
バーボンに慣れていない方は、この機会にバーボンカクテルを試してみるのはいかがでしょうか。バーボンを普段から飲まれている方も、気分転換にカクテルを試すのも良いですね。
ぜひ、みなさんのバーボンライフの参考にしてみてください。
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