お酒のコラム
ジャパニーズウイスキー「響」の特徴は?味わいやおすすめの飲み方を紹介
ウイスキーといえば、「外国のお酒」というイメージが強いのではないでしょうか。ただ、日本国内で製造されたウイスキーは、世界から高く評価されています。
その中でも「響」はジャパニーズウイスキーを代表するお酒であり、深い味わいとコレクター心をくすぐる、多彩なデザインのボトルが人気を集めてきました。
この記事では、響の魅力やおすすめの飲み方などについてご紹介いたします。
ジャパニーズウイスキー響の特徴

サントリースピリッツによって開発された響は、同社にとって特別な商品です。
発祥
1989年サントリースピリッツは、90周年を記念して「響17年」をリリース。
大事な節目を祝う記念品ということで、サントリーは力を入れて製造しました。その結果、響はジャパニーズウイスキーの最高峰の評価を獲得。
その後、響は2004年のインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ、2007年のインターナショナル ワイン アンド スピリッツ コンペティションなどで金賞を獲得し、国際的な知名度も高めました。
響のこだわり
多彩な原酒をブレンドすることで、響は奥行きのある香りと味わいを手に入れました。
また、響は日本人が好む「水割り」を想定して作られたウイスキーです。氷や水を加えることで響の甘さが引き立ち、より飲みやすくなります。
名前の由来
サントリーの企業理念、「人と自然が響き合う」が響の名前の由来です。記念品として誕生した響は、サントリーの理念を象徴するウイスキーといえます。
製造方法
響に使われているモルトは、山崎蒸留所と白州蒸留所で熟成されています。さらに、知多半蒸留所で製造されたグレーン原酒をブレンドしているのが特徴です。
各蒸留所では「マスターブレンダー」と呼ばれる重要な役割を持つ専門家が、原酒の味や香り、研ぎ澄まされた味覚と嗅覚で響を仕上げます。そのため響は誕生以来、変わらない味わいを守り続けています。
ジャパニーズウイスキー響の味わいや香り

サントリーが誇るブレンド技術が、響の香りと味わいを特別にしています。フルーティーな香りの中にも甘さが漂っているのが最大の特徴です。
その甘さはパイナップルやベリーなどに例えられることもあります。ラインナップによって微妙な味の違いはありますが、芳醇なコクとなめらかな口当たりは、響に共通した魅力ですね。
ジャパニーズウイスキー響のラインナップ
響といえば「17年」「21年」「30年」が有名な銘柄です。そのほかにも豊富なラインナップが用意されています。
響 ジャパニーズハーモニー
熟成にこだわらず作られた、すっきりした味わいの銘柄です。癖がないので、ウイスキーを飲み慣れていない方にもおすすめです。
響 ジャパニーズハーモニーマスターズセレクト
ジャパニーズハーモニーに比べ、やや味わいにコクが加わった銘柄です。シェリーの風味がほのかに漂い、多くのウイスキーファンからも支持されています。
響 ブレンダーズチョイス
多種多様な樽で熟成されたお酒をブレンドし、甘み、酸味、苦みを同時に楽しめるのが特徴です。
料飲店向けに開発されたお酒で、ワイン樽由来のフルーティーな華やかさとほろ苦さが魅力の一本。
響17年
記念すべき、響の第一弾です。エレガントで濃厚な香りは、多くのウイスキーファンを魅了してきました。
厳選された30種類のモルト原酒をブレンドし、後熟に時間をかけることで仕上がった、まろやかな味わいが特徴です。
響21年
酒齢21年以上で長期熟成されたモルトを使用しています。フルーティーな香りとバランスのとれた味わい、重厚なコシを感じられる特別な一本です。
サントリーならではの多彩な原酒が、贅沢な味わいを造り上げています。
響30年
サントリー秘蔵の超長期熟成樽の中から最低でも酒齢30年以上のモルトだけを使用し造られた響です。
生産本数は年間数千本と希少価値も高く、国内外からも注目を集めるジャパニーズウイスキーといえるでしょう。
響ディープハーモニー
2013年に4000本限定で販売され、ウイスキー愛好家を唸らせた一本。
ブレンデッドウイスキーの傑作で、マニアから大きな人気を集めました。甘酸っぱさと樽の渋みが混ざり合い、リッチな香味がバランスのいい銘柄です。
ジャパニーズウイスキー響おすすめの飲み方

サントリーが推奨している飲み方は水割りですが、響の混じり気のない味わいを楽しみたい場合はストレートもおすすめです。
水割りで飲む場合は、響と水の割合が「1:2〜2.5」で飲むと、理想的な味わいになるとされています。ハーフロックの場合、オン・ザ・ロックで水とウイスキーが「1:1」になるよう混ぜましょう。
響好きにおすすめしたいウイスキー
好みのウイスキーに似た系統のウイスキーを探すのもウイスキーの楽しみ方のひとつです。響が好きな方におすすめしたいウイスキーを3つご紹介します。
竹鶴17年 ピュアモルト
ワールド・ウイスキー・アワード2018にて、「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を獲得した、ニッカの傑作です。
樽のウッディな香り、穀物的な深い味わいが最大の特徴とされています。響と同じく、世界に認められた代表的なジャパニーズウイスキーのひとつです。
シーバスリーガル ミズナラ12年
200年以上の歴史を持つ酒造ブランドが、日本のウイスキーファンに向けて開発されました。
日本原産のミズナラ樽で仕上げることで、芳醇でスパイシーな風味を楽しむことができます。アルコール度数はやや少なく、食事に合わせたり、ハイボールにしたりするとウイスキーの良さが際立つのでおすすめです。
バランタイン17年
スコッチウイスキーの名門ブランドによる、ブレンデッドウイスキー。
上質なモルト原酒とグレーン原酒が40種類以上も混ざっており、甘く優雅な香りと繊細な味わいを造り出しました。
ジャパニーズウイスキー響は日本人好みの味わい!歴史の生み出した味わいを堪能しよう
サントリースピリッツの響には、同社の歴史や技術が凝縮されています。
日本人の口に合ったウイスキーを作るため、響には随所に特別なこだわりが盛り込まれているのです。ぜひお試しください。
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