お酒のコラム
ハイボールとサワーの違いは?おすすめのアレンジも紹介
炭酸のきいたハイボールやサワーはどんな料理にも合わせやすく、さわやかな飲み心地が人気のお酒です。しかし、これらの細かい違いについては意外と知られてはいません。
今回は、ハイボールとサワーの違いについて、材料や作り方、アルコール度数など様々なポイントから見ていくとともに、カクテルとの違いやおすすめのアレンジもご紹介します。
ハイボールとサワーの違い
ハイボールとサワーにはどのような違いがあるのか、いくつかの点から比較していきましょう。
ハイボールとは

ハイボールの定義は、スピリッツやリキュールを炭酸飲料で割ったものです。
日本では、ウイスキーに炭酸水を加えたものが一般的ですが、ベースに焼酎やラム、ジュースを使用することもあります。
材料や作り方
まず、グラスいっぱいに氷を入れグラスが冷えるまでしっかり混ぜ合わせた後、溶けた水を捨てます。グラスにウイスキーと氷を加え混ぜ合わせた後、氷に当たらないように炭酸水を注ぎ、かき混ぜれば出来上がりです。
カロリー
ハイボールの材料は、ウイスキーと炭酸水のみで糖質が一切入っていないため、一般的なハイボールのカロリーは、約70Kcalです。
ただし、ソーダの代わりにジンジャーエールやコーラを使用したり、レモンなどを加えたりすることにより、カロリーに変動があります。
アルコール度数
ベースとなるウイスキーは40度近いアルコール度数がありますが、ハイボールはウイスキー:ソーダ等の割合が1:3〜4となるため、平均的なアルコール度数は7%前後です。
サワーとは

サワーという名称は元々、酸味を意味する「sour」からきており、本来はスピリッツにレモンなどの酸味のある柑橘類の果汁と炭酸水を加えて作ります。
しかし、現在ではベースとなるアルコールは焼酎が主流になっており、桃やブドウなどの甘みのある果汁を加えたものもサワーのひとつです。
材料や作り方
氷をたっぷり入れ冷やしたグラスに焼酎を注ぎ、レモン果汁と炭酸水を加えます。優しくかき混ぜた後、スライスしたレモンを乗せれば完成です。
レモン果汁の代わりにシロップの入ったレモンコンクなどを使うこともあります。
カロリー
サワーはレモンを使用することが多いですが、比較的糖度が低い材料ばかりですので、カロリーは110kcal程度です。
レモン果汁を使った生レモンサワーならば低カロリーでビタミンCも豊富ですが、レモンシロップや糖度の高い果汁を使った場合には、甘みが強く飲みやすい反面、カロリーも高くなります。
アルコール度数
サワーのベースとなる焼酎のアルコール度数は25%程度ですが、これを炭酸水と果汁等で割るため、サワーのアルコール度数は3〜5%前後とハイボールよりも低くアルコール感が苦手な人も試しやすいでしょう。
カクテルとはどう違うの?

では、カクテルとはどのような違いがあるのでしょうか。
カクテルの定義は、ベースとなる飲み物に他の材料を混ぜ合わせた飲み物です。従って、ベースとなる飲み物がお酒である必要はなく、ジュースや果汁を組み合わせたものもノンアルコールカクテルとなります。
また、ベースや組み合わせる材料の数や種類には定めがないため、ハイボールやサワーはカクテルの一種となります。
カクテルは、ベースや使用する材料によってカロリーやアルコール度数にも大きな違いがあり、アルコール度数の高いベースや糖度の高い材料を組み合わせるほど高カロリーとなります。
例えば、爽やかな味わいのジンライムならば1杯あたり100kcal程度ですが、甘みの強いカシスオレンジやカルーアミルクの場合、1杯あたり約200kcalです。
同様に、アルコール度数にも大きな差が見られ、アルコール度数が低いリキュール類を使ったものは4%前後ですが、ブランデーやジンを使ったものになると30〜40度前後と高めになります。
ハイボールとサワーのおすすめアレンジ

ハイボールやサワーは基本通りに作っても美味しく飲めますが、ひと手間加えることでいつもとは違う味わいを楽しむことができますよ。
黒コショウを加えてスパイシーなハイボール
スパイシーさを味わいたい方には、黒コショウを一振り加えるのがおすすめです。肉、魚どちらの料理とも相性がよく、食事にぴったりの味わいになります。
作り方は、基本のハイボールを作り、氷にのせるように黒コショウを振りかけ完成。ミルで挽いたばかりの黒コショウは粒の大きさが不ぞろいで香りも強く、風味をより深く感じることができます。
コーヒーとレモンでスッキリとしたサワー
レモンとコーヒーは相性がよく、古くから親しまれている組み合わせです。
イタリアやロシア、香港などでは定番の飲み物として親しまれています。たっぷりの氷が入ったグラスにレモンサワーとコーヒーリキュールを混ぜ合わせるだけの簡単レシピです。
レモンサワーよりも、味の深みやまろやかさを感じられます。
ハイボールもサワーも自分好みの組み合わせを見つける楽しさはどちらも同じ
ハイボールとサワーは、炭酸のきいたアルコールという点については共通していますが、ベースのアルコールや使用する材料に違いがあるため、味わいだけでなくアルコール度数やカロリーなどの細かい違いがあるのです。
どちらもベースのお酒や組み合わせる炭酸飲料を工夫することでいろいろな味を楽しむことができるので、自分好みの組み合わせを見つけお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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