お酒のコラム
中国の高級酒マオタイは超レア!歴史・特徴・作り方・種類などを解説
中国の高級酒マオタイは超レア!歴史・特徴・作り方・種類などを解説
中国の有名な高級酒であるマオタイは、非常に入手が困難であり、希少性の高さから高額での取引がなされています。名前を聞いたことがあり、興味を持っている人もいるかもしれません。
そこで本記事では、マオタイの歴史・特徴・作り方などとともに、各種ラベルについても特徴や希少性をご紹介します。
マオタイを知らない方や、マオタイの買取を検討しているという方もぜひ参考にしてくださいね。
マオタイは白酒のひとつ

マオタイは、正式名称を「茅台酒(まおたいしゅ)」と言います。中国発祥のモロコシ(イネ科の穀物)を原料とした蒸留酒を「白酒(ぱいちゅう)」と呼びますが、マオタイも白酒の1種です。
ここからは、マオタイの歴史や特徴、作り方などを説明します。
300年以上も続く歴史
マオタイが生まれたのは、はるか昔古代中国、清・漢の時代と言われています。
司馬遷の「史記」には、漢の使節が道行で出会った酒に感動し、漢に持ち帰り武帝に献上したことからマオタイが広まり始めたと書かれています。
それから唐・宋・明を経て、マオタイが今のような形で本格的に生産され始めたのは、清の時代です。それからおよそ300年以上も続く歴史によって、今日のマオタイが存在していると言えます。
近代では1915年にサンフランシスコ万国博覧会でマオタイが金賞を受賞、1972年には日中国交正常化式典において、田中角栄首相と周恩来総理の乾杯もマオタイが演出しました。
マオタイの特徴
マオタイは中国貴州省で製造されています。一般的な白酒よりも長い年月と手間を要し、完成まで4〜5年近くかかることが大きな特徴です。
強い香りと深いコクを持つ味わいが楽しめます。なお、マオタイ(白酒)は、スコッチウイスキー・コニャックブランデーとともに、世界三大蒸留酒のひとつです。度数は基本53%となります。
特殊な作り方
マオタイはモロコシ・小麦などを原料として使用します。原料は他の白酒と似ていますが、その量は一般的な白酒の2倍以上。そして蒸留の過程も綿密です。
原料を蒸して1ヶ月発酵させた後、生の原料を混ぜて第一次蒸留を行い、ここでできた酒を再び蒸した原料に混ぜ、1ヶ月発酵させたのち第二次蒸留を行います。そこで製品用の酒と次なる発酵用の酒とを分け、発酵用は1ヶ月寝かせ再び蒸留。
この一連の流れを7度行います。発酵と蒸留の繰り返しが完了するまで1年ほどかかりますが、そこからさらに3年以上寝かせてやっと完成です。
マオタイの種類

マオタイは、赤いラベルや口に結ばれた赤いリボンがトレードマーク。そして、このラベルにはさまざまな種類が存在します。ここでは、マオタイの主なラベルを紹介しましょう。
サンフラワー
ラベルの左上部にひまわりの絵柄が描かれたラベルです。数十年前までは製造されていましたが、現在は終売となっています。
天女
近年流通しているラベルは、左上部に天女が描かれたタイプです。
五星
左上部に赤い星と、その周りを囲む麦や歯車が描かれたラベルです。
ゴールドラベル
基本的なデザインは天女ラベルと同様ですが、特徴としてラベルのところどころに金色が施されています。
マオタイの中でも特に人気の高いラベルで、高級感あふれる個性的なデザインが人気。
15年
15年は、オレンジ色のボトルや赤いリボンが特徴的。また、高級感のある特別な化粧箱に入っており、酒器も付属しています。贈答用などにも人気のラベルです。
マオタイは人気の白酒

マオタイを求める人は今や世界中に大勢存在します。そのため、需要と供給のバランスがとれておらず、本場である中国でも入手が困難なほどレアなお酒なのです。
中国で最も有名な高級酒マオタイ!飲まない場合は買取もおすすめ
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