お酒のコラム
【味や香りを堪能できる】初めてのウイスキーグラス選び
ここ数年でライフスタイルも大きく変わり、自宅で飲む「宅飲み」が増えてきました。自宅で飲むウイスキーもお店で飲むように美味しくおしゃれに飲みたいけれど、どうすればいいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。
ウイスキーの「宅飲み」をおしゃれに楽しみたい方は、シーンや飲み方に合うグラスを選ぶのがおすすめ!
今回は、ウイスキーをより美味しく飲めて、ウイスキー本来の味や香りを堪能できるウイスキーグラスの種類や選び方について詳しく解説します。後半には、おすすめのグラスメーカーも紹介していますので、お好みのグラスを見つける参考にしてくださいね。
ウイスキーグラスの種類

ウイスキーグラスの種類は大きく分けて4つあり、シーンや飲み方に合わせて使用するグラスが異なります。
それでは、各グラスにどんな特徴があるのか見ていきましょう。
ストレートグラス
ウイスキーグラスの基本となるもので、テイスティンググラスとしても使用します。
容量は比較的小さく、香りを楽しめるようリム(口)が反ったチューリップ型が特徴のグラスです。体温が伝わりにくくするため、ステム(脚)がついているものが一般的で、ウイスキーと常温の水を1:1で割るトワイスアップで飲むときにも使われています。
ロックグラス
ロックグラスは、主にオン・ザ・ロックで飲む時に使用します。ウイスキーグラスの中で、一番最初にイメージしやすいものはロックグラスという方も多いのではないでしょうか。
ロックグラスは、大きな氷をそのまま入れるため口が広く作られています。形状は、ストレートや円柱型、丸形など、多種多様でバリエーションが豊かなグラスです。
タンブラーグラス
くびれのないシリンダー型で炭酸が抜けにくい形状になっています。
そのため、ハイボールや水割り、チェイサーなどを飲むときに使用されることが多いグラスです。
ショットグラス
バーなどで使われるイメージがあるショットグラスは、お酒を一気に飲み干すようなグラスといえばイメージがしやすいでしょう。
1オンスと呼ばれる約30mで飲むことがほとんどですが、ダブルの2オンスと呼ばれる約60mlで飲む場合もあります。
ウイスキー本来の味を感じたい時に使用するのがおすすめですが、飲みすぎには注意してくださいね。
ウイスキーの香りを楽しめるグラスの選び方

ここまでは、ウイスキーグラスの種類について見てきました。ウイスキーは、ストレートやハイボールなどの飲み方によってグラスを変えた方がいいということが分かりました。どんなグラスを選ぶかによって味わいや香りが大きく変わってくるのです。
ではどのようなポイントをみて、グラス選びをすればよいのでしょうか?
続いては、ウイスキーの香りをより楽しむことができる、選び方のポイントについて見ていきましょう。
飲み口のサイズで選ぼう
飲み口のサイズは、ウイスキーの風味に大きく繋がるためどんなものを選ぶかが重要です。
飲み口が広いものは、アルコールが揮発しやすいですが、香りがよく立ちます。反対に飲み口が狭いものは、アルコールが揮発しにくく、ウイスキーの甘みやフルーティーさを感じやすいです。
ボウルのサイズや深さで選ぼう
ボウルとはグラスの胴体を指します。ボウルは、ウイスキーの香りを閉じ込める効果があり、サイズや深さによって香り立ちが変化するのです。
ボウルのサイズによって香りの立ち方が変わり、強いアロマのような複雑な味わいを感じることができます。また、ボウルはサイズだけでなく深さも重要です。
ボウルが浅いものは、ソフトな香り立ちになりキャンディのような甘さを感じられます。反対に深いものは、香りが立ちやすくピートやローストなどのアロマを強く感じられるでしょう。
フチの厚さや形状で選ぼう
飲み口のサイズだけでなく、フチの厚さや形状もウイスキーの風味に大きく関わってきます。
フチが薄いものは、なめらかな味わいがありますが、割れやすく保管が難しいと感じるかもしれません。厚いものは、雑味を感じやすくアルコールを強く感じますが、保管はしやすいでしょう。ウイスキーを美味しく楽しむのであれば薄いグラスがおすすめですね。
フチの厚さだけでなく、形状も大切です。テイスティンググラスは反ったものが多く、これはかえしが深いことで空気を取り込みやすくなり、口に含むとウイスキーが舌の中央に流れ込んでくるため、マイルドな味わいになります。
反対に反っていないグラスは、ウイスキーが舌先に流れ込んでくるためアルコール感が強くウイスキーの味をダイレクトに感じることができます。ウイスキー感を強く味わいたい方は、フチが反っていないグラスがおすすめです。
ステムの長さで選ぼう
ステムとは、持ち手(脚)の部分を指しておりストレートグラスを思い浮かべると分かりやすいです。
ステムがないグラスもありますが、ステムがあるグラスを選ぶときは長さを見て選びます。ステムが長いものを選ぶと体温が伝わりにくく、小さい力でグラスを回すことができ空気を多く取り込むことができるため、風味豊かに感じられるでしょう。
ベースで選ぼう
ベースとは、グラスの台座の部分を指しており、ベースの大きさによって安定感が変化し、大きいほど保管がしやすくなります。どこに保管をするのかを決めてからグラスの種類を選ぶのも良いですね。
おすすめのグラスメーカー3選

ウイスキーグラスの種類や選び方がわかったので、香りや味の変化を楽しみつつ、こだわりのグラスでウイスキーを飲んでみるのはいかがでしょうか。
ここからは、初めてのグラス選びにおすすめなグラスメーカーを3社ご紹介!
バカラ
高級グラスの中でも有名なバカラは、ひとつは持っておきたいという人も多い人気のブランドです。バカラの素材は、フルレッドクリスタルというものを使用しており透明度が高いことが特徴。ウイスキーを飲むときに色や光を楽しむことができるのです。
選び抜かれた職人がひとつひとつ時間をかけて作られるグラスは、昔から現代まで世界中のセレブリティに愛されているブランドといえるでしょう。
スタンダードな種類のグラスで約30,000円程度で購入ができます。
カガミクリスタル
カガミクリスタルは、日本初のクリスタルガラス専門工場で創業から90年近い歴史があります。洗練された技術力と繊細な表現力で芸術的なグラスを生み出し続けているのです。
カガミクリスタルの特徴は、無色透明なクリスタルガラスの上に更にクリスタルガラスをのせ独自の製法でグラヴィール彫刻を施します。ひときわ美しいカガミクリスタルのグラスでウイスキーを飲む時間は、特別な時間となることでしょう。
カガミクリスタルは、種類によっては3,000円程度で購入ができるのではじめてのグラスにもおすすめです。
田島硝子
テレビや雑誌などにも取り上げられたことのある『富士山グラス』は、知っている方もいるのではないでしょうか。
ウイスキーを注ぐと底に富士山が浮かび上がるこのグラスは、飲み物の色によって異なる色の富士山を楽しむことができます。味や香りとともに視覚でも楽しむことができ、おしゃれな宅飲みにはぴったりですね。値段は約5,000円程度で購入可能です。
ウイスキーの飲み方や予算に合わせてこだわりのグラスを見つけよう

ウイスキーは、どんなグラスを選ぶかによって味わいや香りが大きく変わってきます。ウイスキーグラスは様々な種類がありますが、まずはそれぞれの特徴を知り、飲み方に合わせてグラス選びをしましょう。
味や香りの感じ方だけで選ぶのではなく、保管がしやすいものや視覚で楽しめるものなどを基準に選んでも良いですし、安価なものから試してみるのも良いですね。
今回は、味や香りが堪能できるウイスキーグラスの選び方について紹介しました。皆さんもお気に入りのグラスを見つけて自分だけのウイスキー時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- もらったけど
飲まないお酒 - 自宅で
眠っている
お酒 - コレクション
していたお酒
思い出やエピソードとともに
丁寧に買取いたします
-
買取実績15万本
お酒の買取専門店 -
コストカットによる
高価買取を実現 -
お客様負担は
0円