お酒のコラム
お酒が苦手な人がワインを美味しく飲むには
お酒には数多くの魅力があります。その中でもワインは、おしゃれなお酒ということで、憧れを持っている人も多いのではないでしょうか。ただ、ワインは独特の香りや渋みがある上に、アルコール度数が高めなので、お酒が苦手な方にとっては飲みにくい印象をもたれるかもしれませんね。
そこで、お酒が苦手な人が、ワインを美味しく飲むためのポイントや飲み方を紹介していきたいと思います。
ワインを美味しく飲むためのポイント

白ワインから挑戦する
ワインには赤と白の2種類がありますが、赤の方は渋みが強めなので、まずは白ワインから挑戦してみましょう。
赤ワインは原料の黒ブドウの皮や種まで使用するため、渋みが出やすい傾向にあります。それに対して白ワインは、白ブドウの果汁のみを使用するのが基本なので、渋みが少ないのが特徴。口当たりがフルーティでさっぱりしているため、ワインに慣れていない人でも飲みやすく赤ワインに比べ挑戦しやすいと言えますね。
アルコール度数の低いものを飲む
ひと口でワインと言っても、その作り方によってアルコール度数が異なります。20%を超える強いものもあれば、10%を下回る軽いワインもあります。
お酒が苦手な人は、強いアルコールが喉を通る際の感覚が気持ち悪いという人もいるため、比較的アルコール度数が低いものを選ぶことで、飲みにくさを軽減することができます。
また、ワインはワイングラスで飲むのが基本ですが、ワイングラスは、ワインの香りを鼻で楽しめるような形状になっています。ただ、その香りと共に、揮発したアルコールを鼻から吸ってしまうので、慣れていなければ気持ち悪さを感じてしまう方が多いかもしれません。
アルコール度数が低いワインだと、その点からも飲みやすいです。
甘口のものを選ぶ
ワインには数多くの種類がありますが、基本的には辛口と甘口のいずれかに分かれます。
ブドウに含まれる糖分のほとんどをアルコールに変えてしまったものが辛口、糖分を残したものが甘口です。そして、甘口の方がアルコールの存在感が薄れるため、飲みやすいです。
また、ワインにブドウジュースを混ぜることで、甘口に仕上げてある製品もあります。いずれにしても、酸味や渋みが少なく甘い口当たりなので、お酒が苦手な人でも飲みやすいです。したがって、ワインに挑戦する場合は、まず甘口の白ワインを選ぶのが無難です。
ワインが苦手な人におすすめしたい飲み方

サングリアにして飲む
ワインが苦手な人は、サングリアにして飲むという方法があります。
サングリアとはスペイン発祥のカクテルのことで、たくさんのフルーツを使用するのが特徴です。酸味のあるワインとの相性が良い柑橘系やキウイ、イチゴなどを使用するのが定番です。
ただ、厳密なルールはなく、好きなフルーツを入れて問題ありません。水分の多いフルーツを使用すれば、ワインが薄くなってアルコール度数が下がるので、飲みやすくなります。また、ワインの酸味や渋みが苦手な人は、缶詰の桃など甘みの強いフルーツを使用すると良いでしょう。
サングリアは、ワインにフルーツを漬け込んで、長い間熟成させることが多いです。しかし、日本では、アルコール度数が20度以下のお酒を漬け込むのは法律で禁止されています。
そのため、自身でサングリアを作る場合は、飲む直前にフルーツを投入するようにしましょう。そうすれば、特に問題はありません。
カクテルにして飲む
ワインを飲みやすくする方法としては、カクテルも定番です。
サングリアはフルーツを投入しますが、カクテルはワインを別の飲み物と混ぜ合わせます。どのような飲み物と混ぜても問題はありませんが、お酒が苦手な人は、甘いジュースを使用すると良いでしょう。
ジンジャーエールと混ぜ合わせたキティという名前のカクテルや、コーラと合わせたカリモーチョなどが定番です。炭酸系のジュースでカクテルを作ると、炭酸の刺激によって、ワインの渋みや喉を通る際の違和感などを抑えられます。
そのため、ワインが苦手な人でも飲みやすくなります。また、炭酸水やブドウジュースを使用するとワインの風味を確かめながら飲むことが出来るでしょう。
ホットワインにして飲む
寒い季節であれば、ワインを温めてホットワインにするのも良いでしょう。温めることでアルコールが揮発して度数が下がるので、より飲みやすくなります。
基本的にはワインを入れた小鍋を火にかけて温めていきますが、電子レンジで即席ホットワインを作ることも可能です。そして、ドライフルーツやシナモンなどを入れるのも、ホットワインの楽しみ方のひとつ!
ワインの香りや渋みが、スパイスの香りやフルーツの甘味で緩和されて、飲みやすくなります。
お酒が苦手な人は、ノンアルコールワインがおすすめ

様々な工夫をしてもワインを美味しく飲めないという人は、ノンアルコールワインを試してみましょう。ノンアルコールワインはアルコール度数を1%未満に抑えてあるワインで、アルコールの存在をほとんど感じずに済みます。
ノンアルコールワインの作り方には、
- 完成したワインからアルコールを取り除くもの
- 製造途中で発酵を止め、アルコールを生み出さないもの
の2通りがあります。
後からアルコールを抜く作り方だと、一度ワインになっているので、ワインらしい複雑な味わいや香りが楽しめます。
それに対して、発酵を止める作り方では、糖分をアルコールに変えてしまわないので、ブドウジュースに近いまろやかな味わいとなります。また、発酵を途中で止めた場合、渋みや酸味が少なくなるので飲みやすいです。
ワインは苦手でも工夫次第で飲みやすくなる

ワインは独特の香りや複雑な味わいが魅力ですが、お酒が苦手な人はその魅力を感じにくいです。本来は強みであるはずの、香りや味が苦手だという人も少なくありません。
色々な工夫をしてワインに慣れるところから始めてみると、そのままでも楽しめるようになるかもしれません。
また、ワインを美味しく飲むために、独自の工夫を探求してみてはいかがでしょうか。
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